京都の左京区、吉田山の麓には吉田神社があります。この神社にお祈りをすると八百万の神の御利益があるといいます。全国の神々がこの神社に集まってくるといわれるためです。
吉田神社の創建は貞観元年(859)です。中納言藤原山陰が平安京の守護神として春日大社の四神を勧請したのがはじまりといいます。室町時代になると次第に衰退し、応仁の乱(1467~1477年)以後はほとんど荒廃の状態にありました。
そこで神社を再興したのが、吉田神社の預かりであった吉田兼倶でした。兼倶は伊勢神宮の神霊が吉田神社に遷座されたと主張し神社の境内に斎場(大元宮)を建てました。
そこに宇宙の根源神とされる天御中主神をはじめ全国の神々(3132柱)を祭りました。
